NPO法人|森をたてようネットワーク

  

2005年7月2日に開催されました

「ブルーベリーの里」植樹祭

北海道新聞・空知タイムス・プレス空知に掲載されました

        

北海道新聞           7月3日掲載

「すくすく育って」ブルーベリー植樹 


【芦別】芦別出身の 建築家、石出和博さんが理事長を務める札幌の民間非営利活動法人(NPO法人)「森をたてようネットワーク」は二日、 北の京芦別でブルーベリーを植樹した。


カナディアンワールド公園がある芦別でカナダ名産のブルーベリーを栽培し、観光や食品産業を育てるのが狙い。同ネットの会員約30人のほか、林政志市長ら市民約50人が参加した。


用地は北海道大観音下の約四百五十平方㍍で、直径60㌢深さ三十㌢ほどの穴を掘り、六種類のブルーベリーの苗百六十株を植えた。

 実を付けるには1~3年かかるといい、参加者は「すくすく育って」と願いながら丁寧に土を盛っていた。


 

   

 

 

          


   
空知タイムス           7月5日掲載
 芦別出身の建築家・石出和博さんが理事会長を務める札幌の民間非営利活動法人(NPO)「森をたてようネットワーク」は2日、北の京芦別でブルーベリーの植樹祭を行った。

 石出さんは、ブルーベリーの産地・カナダの気候と芦別の気候が似ていることから、芦別で栽培し、観光農園や特産品にしようと、試験栽培を計画。


 北の京芦別の石垣志郎社長の協力で、同社の北海道大観音下の約450平方メートルの敷地に160本のブルーベリーの苗木を試験植樹する事になった

快晴のこの日、札幌から同ネットワークの会員35人が訪れたほか、林政志市長、熊谷源吉商工会議所会頭ら市民50人が参加した。


 石出理事長が「郷土芦別に元気を与えようと、現在、7割がカナダから輸入しているブルーベリーをカナダと縁のある芦別での栽培を考えた。ブルーベリーは種や苗が高く、酸性の土壌が好むため、日本では作れないといわれるが、ピートモスを活用して試験栽培し、将来は大観音の膝元を素晴らしいブルーベリーの里にしたい」とあいさつ。


林市長、熊谷会頭らの歓迎の挨拶のあと、参加者は植樹の仕方など担当者のから学んだ後、直径60センチ、深さ30センチの穴にピートモスと水を入れてかき混ぜ、高さ30センチ前後の1年生から3年生の6種類の苗木を植えた。

 札幌からきた親子連れは、苗木を植えながら「早く実がなるといいね」と願いながら土を盛っていた。

また商工会議所職員は2日前、カナディアンワールド公園の管理事務所付近に、ブルーベリーの苗木を10本植樹した。

  


  

プレス空知            7月6日掲載

【芦別】札幌市に本部があるNPO法人「森をたてようネットワーク」(石出和博理事長)は2日北の京芦別・北海道大観音下の敷地で「ブルーベリー植樹祭」を行なった。

 同植樹祭には、同ネットワークの会員や林政志市長、熊谷源吉商工会議所会頭、板山弘芦別観光協会長、一般市民約80人が参加。芦別市出身の建築家で札幌に本社があるハウジングオペレーション社長として幅広い活動を展開する石出理事長が、ブルーベリーの効能や植樹に至った経緯などを説明しながら「芦別、そして日本中を見守ってくれる観音様にご縁を感じつつ、ブルーベリーが芦別の名産になってくれることを願っている」。また、林市長や熊谷会頭も、「ブルーベリーがしっかりと根を下ろし、ブルーベリーの里にという目玉ができた」「将来、どのように輝くのかを期待し、1本1本愛情を込めて植えましょう」とあいさつした。


森の再生をテーマに掲げ、植樹などの事業に取り組む同ネットワークは今回、「芦別に元気を与える事業」と位置づけ、芦別のブルーベリーが観光と特産品の目玉になることを願い、カナダ産ブルーベリーの試験栽培に着手した。

 植樹は、北の京芦別の石垣志郎社長が提供した北海道大観音像下の用地約450平方㍍で行なわれた。植樹に用意されたのは、「パトリオット」や「ブルーレイ」「シグネクト」など6種類の苗木160本(1年~3年の苗木)。参加者が直径60㌢、深さ30㌢に堀られた穴にたっぷりの水と酸性のピートモスを入れ、愛情を込め丁寧に植樹した。


酸性の土壌を好むブルーベリーの管理、栽培は難しいとされているが、参加した人たちは「きちんと育ってくれよ」と願いをかけていた。このほか、当初の栽培地に予定していたカナディアンワールド公園内にも10本の苗木が植樹された。順調に育てば2,3年で実を付けるという。【沢田忠良】

   

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